部分矯正(前歯の矯正)

部分矯正とは

矯正において、歯並びや噛み合わせ全体ではなく、一部の問題がある部位だけを治療する方法です。方法としては、ブラケット矯正(ワイヤーを使用)、マウスピース矯正、インプラントを使用した矯正などがあります。

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部分矯正が適している場所、歯並び

部分矯正に適している歯並びをご紹介していきます。凸凹が著しい歯並びや骨格的な問題など場合によっては、不向きの場合もあるので、精密検査やご相談のうえ進めていきます。

症例はこちらからご覧いただけます。

前歯

部分矯正 前歯

全体的な歯並びは悪くはないが、前歯一本だけがずれているのが気になる場合、片方の歯が飛び出ているような歯並びや、以前矯正をしていて、後戻りをおこしてきた場合などに適しております。

軽度の乱杭歯

部分矯正 軽度の乱杭歯

その名の通り、歯があちこちを向いて乱れた状態のことをいいます。専門用語では、叢生(そうせい)とも呼ばれます。具体的には、歯列(アーチ状の歯並び)に収まりきらずにわずかに隣同士が重なってしまう状態や、少し歯がねじれている状態です。また、八重歯もこの一種です。

すきっ歯

部分矯正 すきっ歯

原因は大きく分けて二つあります。一つ目は、生まれつきです。小さい歯や形の悪い歯が生えてきた場合や本来生えてくる歯の数より少ない場合、または歯と顎のバランスによって起こります。二つ目は、生活習慣によって起こります。舌で前歯を押してしまう癖や頬杖をつくなどが考えられます。

軽度の出っ歯

部分矯正 軽度の出っ歯

隣の歯に比べて少し段差がある程度や、顎自体ではなく歯のみが出ている場合に向いております。顎自体が出ている場合などは、部分矯正では満足のいく結果が得られないことがありますので精密検査をして決めていきます。

部分矯正のメリット

安い

部分矯正 メリット

全体的な矯正に比べると、矯正の種類や治療範囲によって個人差がありますが、使用する装置や器具が少ないため費用が抑えられます。矯正治療は高額だからとあきらめていた方におすすめです。

短期間

部分矯正 メリット

全体的な矯正は、平均2年から3年かかるのに対して、部分矯正は、平均1年から1年半程度です。圧倒的に短期間でできるスピード矯正ですので、効果を感じるのも早く治療回数も少ないため負担も少ないです。

他の矯正治療と異なり、大がかりでなく気軽にできる(前歯ならば)

部分矯正 メリット

部分矯正では、他の矯正治療によくある笑った時などに目立つ、全体的な痛みがあるなどというデメリットも避けることができます。装置を付けていても目立ちにくく、大がかりな治療ではないため矯正をスタートしやすいです。

小児矯正

小児矯正の流れ

小児矯正

お子さんに行う矯正治療は、5〜10歳頃からの治療開始が目安です。歯の萌え変わりや成長具合にあわせて行っていきます。

当院では、拡大床→インビザキッズ→インビザフルと、成長に合わせて治療に使う矯正器具を変化させていきます。

お子さんのお口の状態や歯並びによっては、矯正器具は使わずにその期間は経過観察を行うこともあります。

①拡大床

抜歯の可能性を下げたいというご希望がある場合、拡大床による治療を行います。
拡大床による治療期間は1年~1年半程度です。

もし拡大床治療が無しの場合は、上下8本の前歯が完全に萌出し、インビザキッズが行える状態になるまでは経過観察をします。

なお、前歯や臼歯のクロスバイト(交叉咬合)は、インビザキッズより拡大床による改善が効果的な場合もあるので、気になる方はぜひ医師にご相談ください。

②インビザキッズ

拡大床による治療期間が過ぎると、上下8本の前歯からはじまって、その隣に並ぶ上下8本の小臼歯が萌出していきます。

小臼歯のうち手前の4本が萌えるまでの間、前歯の歯並びを整えたい場合や抜歯の可能性を下げたい場合にはインビザキッズで治療をします。

③インビザフル

お子さんの矯正治療の仕上げです。

大人のマウスピース矯正と同じように、奥歯まで含めた歯列全体をインビザラインによって整えます。

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