上下の咬み合わせの関係で表す、不正咬合の分類です。Ⅰ~Ⅲ級があります。上下の顎の位置関係を把握するためにも用いられます。
基準となるのは上の第一大臼歯です。この歯に対して、下の第一大臼歯が前にあるのか、後ろにあるのかで判断します。
Ⅰ級は正常な位置関係のときです。Ⅱ級は上に対して下が後ろにあるときです。Ⅲ級は上に対して下が前にあるときです。
Ⅱ級のときは下顎の位置が後ろにある傾向にあり、Ⅲ級のときは下顎の位置が前にある傾向にあります。
カテゴリー:歯ことば〜歯科用語集〜 あ行 投稿日:2018年2月11日