歯ことば

2017.10.29更新

一般的には、硬組織からカルシウムが溶け出すことを言います。
口の中では歯の表面のエナメル質から、カルシウムが溶け出すことです。

食事のあと、甘いものを飲んだ後などは、歯の表面はほんの少しだけ脱灰をしています。
多くの場合、時間とともに元の状態に戻ります。
ただ、バランスが崩れると歯の表面に、穴が空いた状態になります。
この状態が虫歯のことです。

穴が空いた状態までならなくても、歯の表面に白い斑点(ホワイトスポット)ができることがあります。
治療するほどではないですが、虫歯予備軍なので注意が必要です。
フッ素を塗布したりして、経過を観ることが多いでしょう。

投稿者: 神谷デンタルクリニック池袋医院

2017.10.22更新

臨界pHという言葉はあまり聞き慣れないかもしれません。

pHは理科で習う、酸性やアルカリ性を表すものです。

では臨界は何の臨界でしょう。

 

歯のエナメル質が溶け出す境界です。

つまり、臨界pHは歯のエナメル質が溶け出すときのpHのことです。

このpHはいくつかというと5.5です。

 

口の中のpHが5.5くらいの酸性になると歯は溶け出すとされています。

食事をすると、口の中のpHは5.5を下回ります。

そして、しばらくすると中性付近に戻ります。

 

1日の中で何度も、口の中のpHは変化しています。

その都度、歯の表面は少しだけエナメル質が溶け(脱灰)、また、ミネラルを吸収する(再石灰化)ということを繰り返しています。

投稿者: 神谷デンタルクリニック池袋医院

2017.10.15更新

エストロゲンは女性ホルモンの一種です。
閉経後の女性はエストロゲンの分泌が減少します。
そのため、歯周病を悪化させると考えられています。

エストロゲンが減少すると、骨がもろくなり、骨粗鬆症の状態になるとされています。
そのため、歯を支える歯槽骨も吸収し、歯周病をになると考えられています。

逆に、妊娠中の女性はエストロゲンの分泌量が多くなります。
歯周病菌の中に、エストロゲンを栄養素とするものがいます。
この歯周病菌が活性化することで歯肉炎を起こしやすくなります。

女性はライフステージごとに歯周病にかかりやすい傾向にあるので注意が必要です。

投稿者: 神谷デンタルクリニック池袋医院

2017.10.08更新

ポリッシングは歯科医院で行う、歯の表面の清掃です。主に歯科衛生士が、回転ラバーカップやブラシで歯の表面を磨いていきます。

 

このとき、研磨用のペーストを用います。研磨剤は用途によって、粗さが違います。

 

歯にステインが多くついているときは、粗い研磨剤で磨いてから細かいものを使います。自分で行う歯磨きでは取れなかった着色を、除去することもできます。

 

ステインを除去するだけでなく、バイオフィルムの除去に効果があります。バイオフィルムは細菌が膜状に張り付いたものです。定期的に除去することで、歯周病の予防にも有効的です。

投稿者: 神谷デンタルクリニック池袋医院

2017.10.01更新

L8020は広島大学で、虫歯になったことのない子どもから発見された乳酸菌です。

正式にはラクトバチルスラムノーザスKO3という名前ですが、8020運動(80歳で20本の歯を残す)からL8020と名づけられたそうです。

 

L8020には虫歯菌、歯周病菌、カンジダ菌を抑制する効果があります。

虫歯予防や歯周病予防が期待できることから、近年注目されています。

 

コンビニ、ドラッグストアでL8020が入っている製品を見かけることがあるかと思います。

タブレットやうがい液のタイプなどがあります。

 

ただ、L8020を口腔内に入れれば、虫歯や歯周病にならないわけではありません。

しっかりと歯磨きをすることが、まず大切です。

 

 

 

投稿者: 神谷デンタルクリニック池袋医院