歯ことば

2018.02.18更新

矯正をするための歯の動きはいくつかあります。それらの動きを組み合わせて、矯正治療は行なわれます。歯を舌側から頬側へ、または頬側から舌側へ移動する動きを、傾斜移動と言います。歯の位置はあまり変わらず、内側にしぼったり、外側に出したりする動きです。


矯正治療の中では、よく使う歯の動かし方です。歯を押すことで、根に力が加わります。根が周りの骨を押すことで、骨に変化が現れます。押された側の骨は吸収され、根が動いてスペースができた側には、新しく骨ができます。

投稿者: 神谷デンタルクリニック池袋医院

2018.02.11更新

上下の咬み合わせの関係で表す、不正咬合の分類です。Ⅰ~Ⅲ級があります。上下の顎の位置関係を把握するためにも用いられます。


基準となるのは上の第一大臼歯です。この歯に対して、下の第一大臼歯が前にあるのか、後ろにあるのかで判断します。


Ⅰ級は正常な位置関係のときです。Ⅱ級は上に対して下が後ろにあるときです。Ⅲ級は上に対して下が前にあるときです。

 

Ⅱ級のときは下顎の位置が後ろにある傾向にあり、Ⅲ級のときは下顎の位置が前にある傾向にあります。

投稿者: 神谷デンタルクリニック池袋医院

2018.02.04更新

口呼吸によって、鼻腔と喉の間にある咽頭扁桃(アデノイド)が肥大することがあります。このことによって顔貌に変化が表れます。アデノイド顔貌はアデノイドの肥大だけでなく、口呼吸によって起こる顔つき全体を指して言うことが多いです。


特徴として顎と首の境目がはっきりしない、頬の下が膨らみ、顔がまるくなることなどがあげられます。口が開いた状態が長く続くので、口腔内が乾燥して口臭の原因になることがあります。睡眠時に気道が狭くなるため、いびきや睡眠時無呼吸をおこすこともあります。

投稿者: 神谷デンタルクリニック池袋医院

2018.01.28更新

前から数えて3~5番目乳歯の横幅合計と、同部位永久歯の横幅合計の差をリーウェイスペースと言います。

その部位の乳歯とその下の永久歯の大きさを比較すると、乳歯の方が大きいです。

 

永久歯の方が大きいと思われがちですが、この部位では違います。
上下でリーウェイスペースに違いがあります。下のスペースのほうが大きい傾向にあります。


リーウェイスペースのコントロールが良い歯並びになるために重要です。

乳歯の虫歯や早期喪失でスペースが減少していると、歯並びが悪くなることがあります。

投稿者: 神谷デンタルクリニック池袋医院

2018.01.21更新

歯肉の退縮がおこり、その部位の歯の根元が削れたような形になることがあります。削れる量が大きいと、くさびのような形になります。なので、くさび状欠損といいます。英語の頭文字を取って、WSDと表現されることがあります。


くさび状欠損がおきる原因はいくつか考えられます。歯磨きが強かったり、歯磨き粉の粒子が粗いことによっておこることもあります。それ以外では、歯ぎしりや食いしばりで力が歯の根元付近に集中することで、歯の表面が剥がれ落ちることでおきると考えれています。歯ぎしりなどで歯の表面が剥がれることをアブフラクションといいます。


くさび状欠損がおきると歯の根元付近に汚れが溜まりやすくなるので、くさび状欠損の部位に材料をたして形を滑らかにすることもあります。

投稿者: 神谷デンタルクリニック池袋医院

2018.01.14更新

歯茎に近い部分の歯の表面が剥がれるようにしてできる、歯の欠損のことをアブフラクションと言います。歯ぎしりや食いしばり等、強い咬合力によって歯の表面が剥がれると考えられています。

アブフラクションが大きくなると、くさび状に歯が削れた状態になります。くさび状に歯が削れることをくさび状欠損といいます。くさび状欠損の主な原因として、アブフラクションがあるとされています。


アブフラクションの初期の症状として知覚過敏等を起こします。歯の表面がはっきりと削れていなくても、表面が薄くなると歯の神経に刺激が伝わりやすくなり、知覚過敏の状態になります。知覚過敏を感じたら、アブフラクションの可能性を疑ってもいいでしょう。


アブフラクションは歯ぎしりや食いしばりとの関係性が考えられるので、就寝時にナイトガードを着用したほうがいいこともあります。

投稿者: 神谷デンタルクリニック池袋医院

2018.01.07更新

通常、鼻と口から呼吸をしています。口で呼吸をすることを口呼吸と言います。口を閉じる筋力が弱かったり、鼻からの気道に問題があると、口呼吸が多くなることがあります。鼻からの気道に問題があるときは耳鼻科の受診が必要になります。


口呼吸は直接、口から空気が入ります。そのため、喉に痛みが出たり、風邪を引きやすくなるなどの弊害がおきることがあります。また、口呼吸だと、唇が乾燥してカサついたり、口が乾燥して口臭の原因になることもあります。

それに対して、鼻呼吸では鼻の粘膜で湿度を持った空気に変えてから、空気が体内に入ります。鼻の中はフィルターとしての機能もあるので、風邪やアレルギーを防ぐことにつながります。

投稿者: 神谷デンタルクリニック池袋医院

2017.12.31更新

骨隆起と聞いても、口の中のことと結びつきにくいかもしれません。結構、多くの方の口の中に存在しています。

骨隆起ができていると、上顎の真中や下顎の舌側に膨らんだような状態になっています。

自分では気づきにくいですが、よく鏡で見たり、指や舌で触ると骨がポコッと高まっているのがわかると思います。

骨隆起ができる理由は、上顎や下顎にかかる力具合によると考えられています。強く咬んだり、歯ぎしりや食いしばりの癖がある人によくできる傾向があります。

骨隆起があるからといって、何か悪いということではありません。そのままにしておいて問題ありません。歯ぎしりや食いしばりがある人は注意が必要です。ナイトガードを装着して、歯を守る必要があることもあります。

投稿者: 神谷デンタルクリニック池袋医院

2017.12.24更新

前歯と同じように早く、生える永久歯です。6才頃に生えるので6才臼歯と呼ばれることもあります。前歯から数えて6番目の歯なので6番と歯科医院では表現することが多いです。
6才頃に生える奥歯の歯なので、磨き残しがあるとカリエスリスクが高いです。磨き残しがないようにしっかりと仕上げ磨きをする必要があります。歯の溝に汚れが溜まりやすいときは、歯の溝を浅くするように材料で少し埋めることがあります。
第一大臼歯は奥歯の咬み合わせの前後的な位置を決めるときにも重要な歯です。上より下が少し前にあるときが理想的です。下の第一大臼歯と上の2本の歯が咬み合うと、しっかりと咬むことができ顎の位置が落ち着きます。しかし、理想的な状態にある人ばかりではありません。上の第一大臼歯と下の第一大臼歯が1歯と1歯で咬んでいるときもあります。下の顎の位置が少し後ろめにあります。

投稿者: 神谷デンタルクリニック池袋医院

2017.12.17更新

八重歯は外側に張りだし重なり合った状態の犬歯のことです。叢生と言われる状態でよく見られます。


歯が並ぶ十分なスペースがないときにおこります。顎が小さかったり、乳歯が虫歯などで早く抜けてしまったときになりやすいです。

 

八重歯は見た目がよくないというだけでなく、歯が磨きにくくカリエスリスクが高くなります。

これら以外に、犬歯本来の機能を果たさないということがおきます。犬歯には擦り合わさって、左右の力を緩和する働きがあります。八重歯だと、擦り合わさることがなく左右の力の逃げ道がなくなります。そのため、顎を左右に動かしたときに歯への負担が大きくなります。

投稿者: 神谷デンタルクリニック池袋医院

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